小学生がインターン経験?!
子ども店舗運営スタッフ 白沢あいさん
青葉区生まれ、青葉区育ちの中学2年生。
学校では軟式テニス部に所属。
(2020年11月時点)
初めての地域貢献
チッチェーノ・チッタには、主催者の一人である鈴木さんが営む花のアトリエ「アトリエ・デルフィ」のメンバーとして参加しました。当時小学5年生。友達と一緒に4人で参加しました。
事前に通って、お花のこと、接客のことを教えてもらいながら、自分たちで売りたい商品の企画も。当日は、お花を売りつつ、アクセサリーやキーホルダーの販売をしました。
また、当日職業体験にやってくる小学校1~6年生にお花屋さんの仕事を教えるのも、私たちの役割でした。小さい子も多く、最初はうまく教えられなかったけれども、慣れていくとうまくできました。休憩が取れないくらいバタバタで大変でしたが、一緒に楽しめました。
様々な年齢の人と話をする経験
お店屋さんの立場で、普段なかなか話すことのない年齢層のお客さんに対して接客を行ったのが、おもしろかったです。みなさんとてもやさしくて、お年寄りの方がちょっと声をかけてくださることが息抜きになったり。
誰が何を買ったか、など記録する予定でしたが、お客さんの応対に追われて書き間違えたり、記録し忘れたりもしました。お店屋さんってこんなことをやっているんだな、と初めて知りました。こういう仕事をいつもやっている大人の人はすごいな、とも思いました。
家に帰ってから大変だったことなど話すと、「私たちも、そんな感じだよ」という話が聞けて。この体験をきっかけに、両親といろいろと情報交換をすることができました。
商品企画から販売まで
何を売るかについては、共同出店の友達と話し合ったり、学校の友達に聞いてみたり、家で相談したりしました。
お金を払って買ってもらうものなので、誰が使うか考えながらデザインを考えました。
自分たちで造花を仕入れに行き、ラッピングにかかる金額も考えて値段を決めました。
包装しないほうが見やすいものは、購入後にラッピングしたりと、見せ方も工夫をしました。
ミラマチでの経験から、終了時間の1~2時間前に割引をすることを想定して、いくらくらいまでなら割引しても赤字にならないのか、などあらかじめ計算はしていました。ただ、どれくらいの数をいつ・いくらまで下げるのか、もっと具体的に最初から考えておいたほうがよかったかな、とは反省しています。
実はチッチェーノ・チッタの街に負債も・・・
2019年3月に行われた、神奈川こども合衆国の合同イベントにはチッチェーノ・チッタを代表して出店しました!
青葉区でとれた野菜を使い、青葉区のパン屋さんと辛さの調整から価格設定まで製品企画をし、青葉区のカレーパンを販売しました。
ただ、結果は・・・というと、200個作ったうちの70個が売れ残ってしまって大赤字に。
ミラマチやチッチェーノ・チッタと違い、ショッピングモールでの出店だったので、近くに飲食店もあり、食べ物が売れづらかったんですね。会場の下見をきちんとしていなかったのが敗因です。途中で歩いて売って回ったり、努力はしたのですが、終了時間がきてしまい、悲しかったです。
協力者の方々に言いづらかったですが、結果を受け止めて、ちゃんと伝えました。
チッチェーノ・チッタって、こんな街!
既にできているものを売るのではなくて、表では見えない裏の開発をしたり、仕入れにいったり、作ったり、話し合ったり。
全部自分たちだけで考えて、売って、結果になるというのがおもしろいところです。
私たちみたいな子どもがやっているので、同世代の子たちはもちろん、小さい子たちからお年寄りまで、いろんな人に興味を持って参加してもらいたいです。
中学生になり、部活が忙しくてなかなか関与はできないけれども、ミラマチからずっと関わってきているので、自分の知っていることを次にやってくる子に教えられたらと思っています。だから、高校生になっても、何かしらの形でかかわっていきたいですね。
インタビュー・記事 : サービスグラントママボノのみなさん
コロナの感染拡大予防のため、オンラインでインタビューをしました!
離れていても、お話を聞けるのはとても良いですね。
ママボノのみなさん、強力サポート本当にありがとうございました!!